フリーランスになろう!未経験でもスキルがあれば大丈夫

・はじめてフリーランスになろうって思うんだけど大丈夫かな?
・会社員経験しか無いから不安。
・フリーランスって簡単になれないんじゃないの?

会社員からフリーランスとして独立するとき、不安な人もいると思います。
確かに、初めての挑戦って緊張しますよね。しかし、誰もが通る道ですので、極度に怖がる必要はありません。いくつかのコツをつかめば、フリーランスとして活動できます。
この記事では、はじめてITフリーランスになるときのポイントをまとめました。

フリーランスと会社員の違い

フリーランスとは、会社に属さずに業務を請け負う個人事業主のことです。
会社員との違いはこちらです。

報酬の受け取り方

会社員の場合、クライアントからの報酬は会社に支払われるため、一般的には個人の口座に報酬が振り込まれることはありません。
しかしフリーランスは、クライアントからの報酬が丸々、口座に振り込まれます。
しかも会社の判断を仰がずにクライアントへ予算を提示できるため、契約までの流れもスピーディーです。
契約までの流れをスムーズにしたい人は、フリーランスで受注する方が向いてそうです。

責任の負い方

業務上のトラブルが起こった時、会社員の場合は会社が責任をとります。
そのため、クライアントから個人に損害賠償請求されることは、ほとんどないです。

しかしフリーランスは、会社に属していないため、自分で全責任を負わなければなりません。
なかには、数百万円もの請求を喰らうケースもあるようです。
業務上のトラブルが起こった時に自分で対応しなければならないのは、フリーランスの宿命といえるでしょう。

フリーランスになるタイミング

フリーランスになる明確なタイミングは、とくにありません。20代で転身している人もいれば、50代以上で転身する人もいます。
転職活動とは違って、年齢が上がるにつれて不利になることはありません。
そのため、キャリアアップを考えた瞬間がフリーになるタイミングです。

ただし、エンジニアの経験年数が長くても、仕事を請け負えるとは限りません。
スキルだけではなく人間性も判断されるからです。相性が合うクライアントを見つけられるかも仕事を獲得するコツなのです。

クライアントごとで求めているスキルが違うため、あなたのスキルが全ての場所で役立つとは限りません。
結果、どの時期に独立しても受注できるかは分からないのです。

未経験でもフリーランスとしての可能性はある

人間力を見てくれるクライアントであれば、未経験でも案件をもらえるチャンスはあります。
確かに会社員として実績がある方が案件を獲得しやすいです。
しかし、必要な知識を教えながら仕事を依頼する会社もあるため、未経験だからといって諦める必要はありません。

意欲があれば採用してくれる企業もある

企業によっては、意欲があれば採用してくれます。
原因の一つがIT人材不足です。人材不足で、自社のスタッフだけで業務が回らない企業もあります。

2016年に経済産業省が発表した資料によると、2020年に情報セキュリティ人材が19.3万人、先端IT人材が4.8万人不足すると言われています。
なかには、社員を募集したものの応募がないため、フリーランスの募集に切り替えた企業もあるようです。

そのため、ITフリーランスの案件を探している人からすると、チャンスともいえるでしょう。

クラウドソーシングを活用して受託できる

ITフリーランスは、クラウドソーシングを活用すれば受託できます。
クラウドーソーシングとは、インターネット上でクライアントとワーカーを結びつけるサービスのことです。

クラウドソーシングを提供するサイトに、案件の一覧が載っています。
ワーカーは気になる案件に応募し、その後クライアントが了承したら、案件を請け負える仕組みです。
面接で会社まで行かなければならない案件は少ないため、クライアント先から遠い人でも気軽に応募できます。
サービスによっては、勤務上のトラブルが起こった時の相談窓口を設けていますので、業務上で困った時は、気軽に相談できるでしょう。

ただし、クラウドソーシングで案件を請け負うと、ほとんどのサービスで手数料が発生します。
相場は5~20%程度と思って良いでしょう。
結果、手数料によって稼げない人が出てくるかもしれません。
報酬を全額受け取りたい人にとっては、向いていないサービスです。

案件獲得に専門エージェントを活用できる

専門のエージェントを活用して、案件を獲得するのもアリです。
ITフリーランス向けに、案件を探してくれるサービスも複数あります。
なかには、エージェントが1時間前後とって、相談に乗るケースもあるとのこと。

サービスの利用料も無料の場所が多いため、費用を抑えてプロに相談しながら案件探しをしたい人にピッタリです。

ただし、紹介される案件数や種類は、各クライアントごとで異なります。
希望の求人を提示してくれないサービスを利用すると、案件をなかなか見つけられないので、ご注意ください。

単価を上げるなら実務経験を積む

実務経験を積むと、実績ができたり、難易度が高いスキルを身に付けたりできます。
独立後の案件応募で、これらの内容をクライアントへ提示すると、通常よりも高い報酬を受け取れるかもしれません。
未経験でも案件は請け負えるものの、高単価の仕事を見つけたい時は、実績経験を積むのがベターです。

ITフリーランスになるための必要なスキルアップの重要性

ITフリーランスとして活躍する場合、やはりスキルアップは必要です。
どんなスキルを身に付けるべきか簡単に見てみましょう。

スキルを身につける

最低限必要なスキルは身に付けましょう。
IT系の専門用語を覚えるだけではなく、エンジニアに求められる操作手順やトラブルが起こった時の対処法、その他に自分の意見を相手に分かりやすく伝えるスキルなどが求められます。
とくに、業務上ITに関する知識がない人と話す場合は、言葉をかみ砕いて伝える能力が必要です。
こちらには、エンジニアのスキルで必要な内容が載っていますので読んでみてください。

関連記事:エンジニアがスキルアップすべき項目と方法を紹介!現場で求められる!

キャリアアップを視野に入れた言語習得が単価アップのコツ

キャリアアップを想定して、言語を習得するのも大事です。
現段階の業務で使っていない言語でも、前もって学ぶことで、フリーランスへ転身した時に、単価がアップします。

言語が1つしか理解できない人よりも、3つ理解できていた人の方が、高い単価を提示してくれる可能性が高いです。
つまり、複数の言語習得が大事になります。
ただし、言語の中には時代が進むにつれて廃れるものもあるため、長い期間活用できそうな言語を習得しましょう。

どんな人にITフリーランスは向いている?

ITフリーランスになりたいと言っても、向き不向きがあります。
ここでは、ITフリーランスに向いている人の特徴を見てみましょう。

楽しんで新しい知識の習得できる

システム業界では、定期的に新しいアプリやシステム、プロトコルなどが誕生します。
そのため、常に新しいことを学び続けなければならない業界です。
新しいことを学ばなくなった瞬間、伸びしろがなくなります。

しかも業務の大半は地道な作業ですので、人によってはマンネリ化して、つまらなくなるかもしれません。
それでも、自分なりに楽しみながら学べる人がフリーランスに向いています。

楽しみながら学びたい人は、下記のことを取り入れてみてください。

誰かと一緒に学ぶ

自分だけで学ぶのが苦痛な人は、誰かと一緒に学ぶと楽しめるかもしれません。
会社の同僚や同級生など、探してみましょう。

手っ取り早く勉強仲間を見つけたい時は、スクールへ通うのも1つの手です。
教室へ行けば、あなたと同じくスキルを身に付けようとしている人がいるため、勉強仲間を見つけやすいです。
勉強仲間がいれば、分からない場所を聞いたり、勉強面で相談したりできるため楽しく学べます。
途中でくじけそうになっても、勉強仲間が励ましてくれれば、壁も乗り越えられるでしょう。

新しいことを学んだらご褒美をあげる

新しいことを学ぶたびに、ご褒美をあげるのも効果的です。
「新しいことを学んだ日に好きなお菓子を買う」、「新たに資格を取得したから海外旅行へ行く」といった感じです。
すると、ご褒美に向かって学ぼうという気持ちが生まれるため、テンションが高くなって楽しく学べる確率が上がります。
飴と鞭を上手く使って、自分を励ましましょう。

学んだことを日々記録していく

学んだことを日々記録するのも大事です。
過去に何を学べたか振り返れるからです。
「これだけ学んだのだから、もっと学ぼう」、「まだまだ学ぶことが多いから頑張ろう」という気持ちを持てるかもしれません。

さらに過去の記録を見て、自分を褒める目的もあります。
褒められて成長するパターンの人には、ピッタリです。

様々な環境で柔軟に対応できる

フリーランスなので、いつどんな連絡があるか分かりません。
休日にも関わらず、急遽対応してほしいと言われる場合もあります。そんな時でも、柔軟に対応できる人に向いています。
移動中や食事中などのスキマ時間を活用して、仕事に励める人も働きやすいです。

自己管理ができる

自己管理ができる人もフリーランスに向いています。
働く時間が決められていない分、自己管理は大事です。

フリーランスの中には、知人からの誘いや遊びなど誘惑に負けてしまい、本業が厳かになるケースもあります。
それが、収入減を招くのです。

その他に体調管理ができる人も向いています。会社員とは違って、病気をした時の保障が薄いからです。
会社員は有給制度を使えば、欠勤しても給料は支払われます。
さらに、大病を患っても「傷病疾病金」の制度があるため、働かなくてもお金が支給されます(傷病疾病金の条件は会社によります)。

しかし、フリーランスには有給も傷病疾病金もありません。
つまり、何も仕事をしなければ収入は0です。
病気をした時の保障が少ないため、体調管理は絶対条件といえます。

フリーランスになる方法

最後に、フリーランスになる方法を見てみましょう。

すでにフリーランスの人に話を聞いてみる

フリーランスの働き方を詳しく知るために、実際にやっている人から話を聞いてみましょう。
報酬事情や生活の送り方、休日の過ごし方など、いろいろ聞くとフリーランスの理解度も高まります。
打ち合わせや会議に同行して、フリーランス生活を模擬体験するのも効果的です。
もしかすると独立する時に必要なヒントが見つかるかもしれません。

コミュニケーションスキルを身に付ける

コミュニケーションスキルを身に付けるのも忘れてはなりません。外部の取引先や他部署のメンバーなどと接する機会があるからです。
前述に伝えた通り、業務内容によっては、相手に分かりやすく伝えるスキルも求められるため重要なスキルといえます。
なお、コミュニケーションスキルを身に付けたい時は、これらの内容を実践すると良いです。

人と話す習慣を付ける

ひとまず、人と話す習慣を付けましょう。
人と話せば、自然とコミュニケーションのとり方が分かってきます。
特定の人とばかり話しがちな人は、いろいろなタイプの人と話すと、よりコミュニケーションの勉強になるでしょう。

セミナーに通う

セミナーに通って、コミュニケーションスキルをあげる方法もあります。
プロ講師から学べば、実務で役立つスキルの習得につながります。
セミナーの予約ができるアプリもあるため、空いた時間を使って通ってみてはいかがでしょう。

フィードバックをしてもらう

コミュニケーションをとっている最中に、変なクセが出てしまうことがあります。
「挙動不審な動きになる」、「まばたきが増える」など、人によって違います。

しかし、このようなクセに自分で気付くのは難しいです。
そこで大事なのが、フィードバック。
フィードバックをしてもらえれば、自分のクセに気付ける機会が増えるため、改善しやすくなります。

さらにフィードバックは、言い換えると相手が感じた内容とも言えます。
つまり、第三者からどう見えてるかも分かるということ。
そのため、客観視して自分を見るのにも役立つのです。
指摘されて傷付くかもしれませんが、自分を成長させるためには大事です。
恐れずにフィードバックを受け取りましょう。

仕事を紹介してもらえそうな場所を作っておく

仕事を紹介してもらえそうな場所を作っておくのも大事です。
たとえば「経営者が在籍するコワーキングスペースに通う」、「就職支援付きのエンジニアスクールで勉強する」といった感じです。

場所が増えるほど、いろいろな人との出会いが生まれます。
もしかすると、出会った人があなたを紹介してくれるかもしれません。
実際に、それがきっかけで新たな案件を獲得したフリーランスもいます。
案件を増やしたい人は、人との縁を広げることにも力を注ぎましょう。

色々なスキルを持っておく

IT以外のスキルを身に付けておくのも大事です。
なぜなら、仕事につながるからです。

たとえばクライアントに、前職が経理だったことを話した瞬間「会計ソフトの開発をしているからエンジニア業務に携わってほしい」と言われるイメージです。
クライアントの中には、ITのスキルではなく、それ以外の経歴に食いつく場合もあります。
そのため、どんな話の流れで案件が舞い込んでくるか分かりません。
あらゆる引き出しを持っておいた方が、クライアントに興味・関心を持ってもらいやすいです。

まとめ

はじめてITフリーランスになる方法を中心に紹介しました。
まとめは、こちらになります。

✓フリーランスに向いている人
①楽しんで新しい知識の習得できる
②様々な環境で柔軟に対応できる
③自己管理が出来る
✓フリーランスになる方法
①フリーランスの人に話を聞いてみる
②コミュニケーションスキルを身に付ける
③仕事を紹介してもらえそうな場所を作っておく
④色々なスキルを持っておく

IT業界は人材不足が起きているため、仕事を獲得するチャンスです。
独立を検討している人は、自分のキャリアプランを考えたうえで、行動に移してみてください。