コロナの影響で収入が減少した方へ。フリーランス向けの節約術を紹介!!

・コロナウイルスの影響で収入が減少して困っている
・節約をしてピンチを切り抜けたい
・フリーランスの節約方法は

新型コロナウイルスの影響により、多くの人々が不安やストレスを感じています。収入が減少した場合、経済的な安全網は手元の資金にかかっています。賢い節約術を活用することは、予期せぬ収入減に備えるための重要なステップです。この記事では、節約の方法を紹介しながら、収入減少時に役立つ戦略も提案します。自分の経済状況に合った資産管理と節約計画を立てることで、不確実な時期を乗り越え、堅実な財務状況を築く手助けになるでしょう。

収入が減少して事業が怪しい時は節約をしてみよう

フリーランスの生活は不安定で、雇用契約がないため、仕事の収入が急激に減少することがある現実を受け入れる必要があります。そのため、賢い資金管理とリスクヘッジが極めて重要です。節約は、予期せぬ出費や収入の減少に備えるための効果的な手段の一つです。

節約を実践することで、事業資金を増やすことができ、突発的な経済的困難に備えることが可能です。また、収入が0になった場合に使える緊急の資金を積み立てることも節約の一環です。このような資金の準備は、ビジネスの持続性を高め、臨時の困難に対処するための安全ネットを提供します。

要するに、節約はフリーランスとしての経済的な安定を構築し、事業を継続させるための重要なステップであり、将来の不確実性に備える賢明な戦略と言えます。

節約方法を見てみよう

毎月の生活費を削減するために、固定費の見直しは必須です。スマートフォン代、インターネット代、保険料、そして家賃など、節約の方法をご紹介します。これらの支出を最適化して、財布に余裕を持たせましょう。

固定費

固定費とは、毎月一定額発生する費用のことです。
支払う内容によって、節約方法は異なります。

4つの費用を例に挙げながら紹介します。

スマホ代

安いプランへ変更できないか、検討してみましょう。
プランを変更するパターンは、2種類あります。

1つは現在契約している携帯会社内で変更するパターン。
もう1つは、別の携帯会社に乗り換えるパターンです。

ただし、プランを変更する時は手数料が発生しないか確認しましょう。
場合によっては、手数料として1万円前後請求されます。
そのため、手数料を払いたくない人は、手数料無料で変更できる期間を確認しておきましょう。

ちなみに携帯会社の中には、毎月3~4,000円程度で利用できるプランを提供している場合もあります。
なかには、スマホの使用料が毎月数千円安くなった人もいるようです。

インターネット代

インターネット代を節約する時も、スマホと同じ要領です。
契約しているプロバイダーの中で安いプランに変えたり、別のプロバイダーと契約し直したりすることで、節約できます。

なかには、スマホとインターネット契約を同じ会社で結べば、セット割として1~2,000円程度安くなるプランもあります。

ただしインターネット契約を結ぶ時は、値段の安さだけで契約してはいけません。
なぜなら、インターネットの通信速度が極端に遅くなることがあるからです。

一軒家で生活を送る人に向いているプランもあれば、マンションの居住者に向いているプランもあります。
さらに住んでいる地域によって、インターネットの回線速度が異なります。
事前に通信速度を測ってから契約した方がいいでしょう。

保険料

保険料を節約する時は、2つのことを意識しましょう。

不要なプランがないか?

余計な保険に加入していないか確認してください。
「保険に多く加入すればいい」という考えが強い人は、陥りがちです。

代表例が、医療保険や死亡保険の二重加入です。
二重加入している人は、加入する保険の種類を減らせば、毎月の保険料が減るため、節約につながります。

毎月の保険料が多すぎないか?

フリーランスの中には、保険料を支払いすぎて、生活苦に陥ることがあります。
健康保険料に加入している人は、条件を満たせば医療費の一部を負担してくれる高額療養費制度を利用できます。
そのため、ある程度の貯蓄があれば、高額の保険料をかけなくても対処できることが多いです。
自分で賄えない分のみを保険でカバーするイメージを持って、毎月の保険料を決めましょう。

家賃

家賃を節約する時に手っ取り早いのは、今の家賃よりも安い家へ引っ越すことです。
自宅の間取りや引っ越し先が同じでも、引っ越す時期や不動産会社によっては、大幅に安く契約できます。
不動産会社との交渉によっては、初期費用や家賃の減額を受け入れてもらえます。
とくに交通アクセスが悪かったり、築年数が古かったりする物件は人気が出づらい分、賃料が安い物件に出会えるかもしれません。

食費

食費を節約したい時は、5つのことを意識しましょう。

外食の見直し

外食の回数や支払っている金額が多くないかチェックしてください。
食費に対して外食の割合が多いために、生活を圧迫しているかもしれません。
外食費を半分に減らせば、その分貯金に回せます。
もし、外食の回数を減らせない場合は、サブスクリプション(月額定額制サービス)を使うと食費の節約につながります。

安い食材に変えてみる

安い食材に変えて調理するのも方法です。
たとえば「100g300円の肉を100g150円の肉に変える」。「10kg4,000円のお米を、10kg3,500円のお米に変える」形です。
1つあたりの節約額は少ないものの、量をこなせば節約額は増えます。

食材の捨てる部分を減らす

食材の捨てる部分を減らして、節約する方法もあります。
たとえば、キャベツやブロッコリーの芯は、細かく切れば炒め物の材料として利用できます。
その他に、捨てる予定だった食材を、出汁の具材として使ってもいいでしょう。
食材の廃棄を減らせば、使用できる食材の割合が増えるため、食費(買い物代)の削減につながります。

余分なお金を持っていかない

フリーランスの中には、財布の中にお金が多くあるほど、出費が増える人もいます。
その場合、余分なお金を持っていかないことが鉄則です。

しかし手持ちの現金がなくても、スマホによるQRコードやクレジットカードで支払う人もいるでしょう。その時は、スマホやクレカを持っていかないのも一つの手です。

クーポンを利用する

クーポンを利用して、買い物代を抑えるのも効果的です。
店舗の中には、公式のアプリをダウンロードしたり、カードを発行したりした人限定で、クーポンを配布するケースもあります。
期間限定で発行しているクーポンもあるため、買い物する機会が多い人は、コマメにクーポンの情報をチェックしましょう。

水道光熱費

歯を磨く際や手を洗う際、蛇口を使いすぎないように注意し、必要なだけの水を使うことで無駄を減らせます。また、入浴後に残った温かいお湯を捨てずに活用しましょう。例えば、洗濯機の給水に利用することで、水の再利用が可能です。これにより、洗濯にかかる水道代を削減できます。

電気代の削減も重要です。白熱電球からLED電球への交換は、長期的に電気代の節約につながります。LED電球は消費電力が少なく、寿命も長いため、電気代の削減に効果的です。また、エアコンや暖房の設定温度を適切に調整することも電気代の節約に役立ちます。夏には冷房の設定温度を上げ、冬には暖房の設定温度を下げることで、快適な環境を保ちながら電気代を抑えましょう。

これらの方法を実践することで、水道代と電気代の節約が可能です。無駄な支出を減らし、家計に余裕をもたらしましょう。

交際費(趣味)

お金がかかる趣味を持つ人にとって、出費を抑える方法はいくつかあります。まず、低額で楽しめる趣味に切り替えることが考えられます。これにより、趣味を楽しむための支出を大幅に減らすことができます。

  • 読書(図書館で本を借りると無料)
  • 運動(市の施設を使うと安い)
  • 映画鑑賞(インターネット上で見放題のサービスを利用すれば、毎月1,000円前後で見られる)

低額で利用できるサービスも、豊富にあります。

税金控除の利用

税金控除を活用することは、所得税や住民税を節約するための有効な方法です(所得に対して課税される場合)。税金控除にはさまざまな種類があり、その中でも代表的なものが「所得控除」です。また、生命保険料控除や医療費控除など、複数の項目が設定されています。

節約以外にできる対策

収入が減少した時にできる対策は、節約だけではありません。
ここでは、どんな対策ができるか見てみましょう。

融資を受ける

事業資金が不足している場合、融資を活用することは一つの手段です。金融機関や自治体の外郭団体など、さまざまな機関が融資を提供しています。条件を満たすことで、通常の融資よりも低金利で融資を受けることができることもあります。

節約と同時に収入を上げることも大事

収入を増やすためには、スキルアップや資格取得、副業の探求、投資、起業などのアプローチを検討することが重要です。これらの方法を組み合わせ、個人の状況に合わせた収入増加戦略を策定しましょう。収入が増えれば、節約に頼る必要が少なくなり、より豊かな生活を実現できます。

営業を増やす

クライアントへの営業活動を増やすことは、ビジネスを発展させる上で非常に重要です。多角的なアプローチを取りましょう。つまり、異なる業種やクライアントにもアプローチしましょう。業界に固執せず、幅広いクライアント層に対して提案を行うことで、新しいビジネス機会を見つける可能性が高まります。また、オンラインを活用して、クライアントへの問い合わせを行うことも重要です。ウェブサイトやソーシャルメディアを活用して、自宅やスキマ時間でも営業活動を続けることができます。

さらに、ネットワーキングも大事です。知り合いやビジネスコンタクトを通じて、紹介や情報提供を仲介してもらえる可能性があります。ビジネスネットワーキングイベントやオンラインコミュニティに参加することで、新たなクライアントとの接点を広げましょう。クライアントのニーズや課題を理解し、それに合った提案を用意することも大切です。顧客中心のアプローチは信頼を築き、案件獲得につながります。プロの印象を与えることも重要で、ビジネスプロポーザルやコミュニケーションは信頼性を高める手段です。クライアントへのフォローアップも忘れずに行いましょう。提案後、興味を持っているかどうかを確認し、必要なら追加情報を提供しましょう。過去のプロジェクトや提案に関するフィードバックを受け入れ、改善点を見つけることも大切です。クライアントの満足度を高めることが、長期的な関係構築につながります。

本業以外の仕事をしてみる

他の仕事を見つけて追加の収入を得ることは、経済的な余裕を持つために有効な方法です。これにより、収入源を多様化し、リスクを分散することができます。例えば、本業がエンジニアである場合でも、カメラマンとしての副業を検討することができます。異なるジャンルの仕事を受けることで、新たなスキルや経験を得ることができ、ビジネスに役立つこともあります。

また、スキマ時間を有効に活用して追加の仕事を受けることもできます。例えば、ウーバーイーツのような配達サービスを利用したり、アンケートに回答してポイントを貯めてお金に換えるポイントサイトを活用したりすることができます。これらの仕事は単発で収入を得ることができ、時間に制約のある人に向いています。報酬が少額の場合でも、積み重ねていくことで、貯金や投資資金として役立てることができます。

収入を増やすためには、自身のスキルや趣味を活かした副業を検討することもおすすめです。自分が得意とする分野で追加の仕事を受けることは、楽しみながら収入を増やす方法の一つです。ただし、副業を始める際には、法的な規制や雇用契約に関する条件を確認し、問題がないか確認することが大切です。

案件を紹介しているエージェントに登録する

フリーランスの皆さんには、案件を見つける際にエージェントを利用することをおすすめします。エージェントに登録すると、あなたの職務経歴やスキルを基に、最適な案件を紹介してもらえます。これにより、自分で案件を探す手間が省け、時間を有効に活用できます。

さらに、エージェントを通じて案件を探す際には、プロのアドバイスやポイントも得ることができます。専門家の視点からのアドバイスを受けることで、効果的な営業活動が可能となり、成功への近道となるでしょう。

幸いなことに、無料で利用できるエージェントも存在します。お金をかけずに効率的に案件を探したい方にとって、これは魅力的な選択肢です。エージェントの力を借りて、より多くの案件を見つけ、フリーランス活動を成功に導きましょう。

日ごろからの備えが大事!

フリーランスの皆さん、収入が0になる可能性は誰にでも存在します。予測不可能なアクシデントがいつ訪れるかわかりませんが、そうした状況に備えることは非常に重要です。

貯金は大切なバッファーですが、お金の使い方も見直す必要があります。普段から家計簿をつけ、収支を記録しておくことで、出費が多い項目を特定しやすくなります。支出を見直し、無駄な出費を削減することが賢明です。

自身でお金の備えをするのに自信がない場合、専門家に相談することをおすすめします。税理士は財務に関するアドバイスを提供し、ファイナンシャルプランナーは家計の相談を受け、収支を分析して節約すべき金額をアドバイスします。また、投資のアドバイスも受けられることがあります。

ただし、専門家には得意分野が異なるため、相談先を選ぶ際には慎重に検討しましょう。自身の状況に合った専門家を選び、堅実な資産管理とリスク管理を心がけましょう。

まとめ

コロナウイルスで収入が減少したフリーランス向けに、節約術などを紹介しました。
ポイントは、こちらです。

✓節約方法
①固定費の削減
②水道光熱費の削減
③食費の削減
④娯楽費(趣味)の削減
⑤税額控除の利用
✓節約以外にできること
①補償制度の利用
②融資制度の利用
③収入を増やす行動

ある程度の資金を手元に残しておけば、仕事が減っても事業を継続できます。
今後も、同様のアクシデントが起こって収入が激減する恐れはあります。

アクシデントに襲われても、廃業せずに済むよう、早いうちから備えておきましょう!

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