ITフリーランスが継続して案件獲得するためには?意識することやコツ解説

・フリーランスが案件を獲得する方法が知りたい…。
・仕事探しの時に注意することって何?
・独立したものの案件を獲得し続けられるか不安…。

フリーランスとして独立したものの、案件を獲得できるか不安な人もいるでしょう。営業経験をせずに独立した人の中には、案件を獲得できずに廃業してしまう人もいます。しかしコツをつかめば、案件を獲得できる確率は上がります。

そこで今回は、フリーランスが案件を獲得する時に意識すべきことや注意すべきことを中心に見てみましょう。

フリーランスが案件を獲得する時に意識すべきこと

はじめにフリーランスが案件を獲得する時に意識すべきことを紹介します。

自分の売り込み方を考える

案件を獲得する時に適した売り込み方は、人によって違います。経歴を全面に押し出した方が良い場合もあれば、雑談から入った方が良い場合もあります。相手(クライアント)の価値観や応募する案件内容によって案件を獲得しやすい売り込み方は変わるので、時と場合に応じて売り込み方を変えることが大事です。

ポートフォリオを準備する

ポートフォリオとは、今までの実績をまとめた資料です。エンジニアとしてのスキルや経験があることをアピールする時に必要となります。

仮にポートフォリオがない場合、あなたがどんなスキルを持っているのか分かりません。結果、クライアントからするとリスクが高くて採用できなくなります。そのような不安を払拭するためにも、ポートフォリオを準備すべきです。仮にシステムエンジニアであれば、制作に携わったホームページをデータ化したり、URLを添付したりしたものをポートフォリオとして使うといいでしょう。

ただし制作物によっては、著作権の関係でポートフォリオとして提示できないことがあります。トラブルを避けるためにも、著作権を持っている人に確認してから利用しましょう。

関連記事:フリーランスの仕事が獲得できるポートフォリオの作成方法

新しいスキルが身に付きそうな仕事を探す

フリーランスとして活動し続けるには、新しいスキルが身に付きそうな案件を探すことも大事です。システムエンジニアの場合、新しいシステムやソフトウェアの知識が必要になることも少なくありません。

クライアントから必要とされ続けるには、その時代のスキルを習得することが大事です。したがって長い目で見ると、新たなスキルを身に付けられそうな案件に携わった方が良いと言えます。

営業場所を考える

契約につながりそうな場所で、営業活動をすることも大事です。「同業種が集まる会場」や「経営者が集まる商談会場」、「商工会議所の集まり」など様々です。

同じ話題でも、あなたの話に喰いつく場合もあれば、そうではない場合もあります。あなたの話題に興味を持っている人が多く集まる場所であれば、案件を獲得できる確率は上がりますし、あなたの話題に興味を持たない人ばかりの場所だと、営業をしても案件獲得の確率は下がります。

フリーランスの仕事探し術

仕事探しと言っても、色々な方法があります。ここでは、仕事探しの方法を見てみましょう。

クライアントに問い合わせメールを送る

企業のホームページや公式SNSからメールを送る営業方法です。最近ではメールで問い合わせられる企業も増えてきました。担当者と直接会いたいものの、用事があって外出できなかったり、遠方へ行けなかったりする人におすすめです。

異業種交流会に参加する

様々な業種の人が集まる異業種交流会に参加して、仕事を探すのもアリです。しかし異業種交流会と言っても、色々なパターンがあります。案件を探している(もしくは仕事を依頼したい)人が集まっているイベントもあれば、単にパーティーを楽しむだけの会も存在します。したがって異業種交流会のテーマや参加者のタイプに合わせて、話題や話の流れを考えることが大事です。

家の近くで異業種交流会が行われていないケースもあります。その時はオンライン上のイベントに参加してみてはいかがでしょう。最近ではZoomやSkype上で行うイベントもあります。地域問わず参加できるため、居住地に影響されることなく人脈を築けます。

関連記事:フリーランスが人脈を作るメリット & おすすめの方法5つ

知人に紹介してもらう

知人が案件を紹介してくれる場合もあります。初対面の人とは違い、お互いのひととなりもある程度分かっているため、安心して仕事を任せてくれるかもしれません。仮に知人に案件を紹介してもらえなかったとしても、別の人から案件を紹介してもらえる可能性もあるので、知人とはつながっておいた方が良いでしょう。

コミュニティに所属する

コミュニティに所属するのも有効です。個人事業主が多く所属している団体もあれば、地域住民や同業種が集まっているコミュニティもあります。所属している人同士のつながりが強くなり信頼し合える関係になれば、それが案件の紹介へつながることもあるので、いくつかのコミュニティに所属することをおすすめします。

クラウドソーシングに登録する

クラウドソーシングとは、専用サイトで仕事を探している人と仕事を依頼したい人をつなげるサービスのことです。言ってみれば「インターネット版のハローワーク」みたいなものです。求職者が応募して、クライアントが採用してくれれば契約成立になります。

なかでもランサーズやクラウドワークスは有名です。ただしクラウドソーシングを利用して案件を獲得した場合、手数料として報酬から差し引かれるパターンが多く、案件によっては報酬の20%を手数料として引かれます。

こちらの記事にも、クラウドソーシングについて解説してありますので、参考にしてみてください。
関連記事:フリーランス向けクラウドソーシングのメリット・デメリット解説

エージェントを利用する

エージェントとは、担当者が求職者に合う求人を探して、案件を紹介するサービスのことです。メリットはプロに仕事探しの相談ができることです。フリーランスの中には、どのような案件を探すべきか分からない人がいます。そんな時にエージェントへ相談すれば、どのような案件がベストかアドバイスをもらえます。

テックビズでもエンジニア向けに紹介するエージェントサービスを提供していますので、興味をお持ちの人は相談してみるといいでしょう。

仕事探しの注意点

勢いで仕事を探すと、案件を獲得した後に後悔することもあります。「理想と現実のギャップがあった」、「思ったよりも手間がかかる」など様々です。

なかでも「報酬・待遇・(仲介)手数料」については気を付けてください。弱みに付け込んで、安い報酬で働かせようとするクライアントもいます。

仕事探しで意識すべきこと

ここからは仕事探しで意識すべきことを見てみましょう。

相手に伝わるように話す

仕事探しをしていると、クライアントなどと話す機会も多いです。自身の仕事内容や経歴、スキルなどを話して、アピールする場面もあります。例え難易度が高いスキルを持っていたとしても、伝え方が相手に分かりにくいと自身のアピールにつながりません。逆に、怪しさが生まれてしまい案件獲得が遠のいてしまうことも…。

案件を紹介してもらう確率を上げるには、相手に理解してもらえるように伝えることが重要となります。

報酬の交渉術を身に付ける

報酬の交渉術を身に付けるのも大事です。案件によっては報酬と仕事量が釣り合っていない場合があるからです。

報酬する時は「〇〇の作業が発生しているので、××円上げてもらえると嬉しいです」、「内容が〇〇なので、××円以上でないと厳しいです」と添えておくと、報酬を上げてもらえるかもしれません。具体的かつ、根拠を出して伝えることが大事です。

見た目に気を付ける

見た目で悪印象を与えて案件を獲得できなくなる場合もあるので、服装や頭髪にも気を配りましょう。見た目で大事なのは「清潔感」です。

たとえば寝癖が付いていたり、無精ひげが生えていたり、服のシワが多かったりすると不潔な印象を与えてしまい、マイナスの評価が付く場合も…。そうならないためにも、身なりを整えましょう。

丁寧な言葉を使う

ここでの「丁寧な言葉を使う」とは、乱暴な言葉を使わないということです。初対面なのに下品な言葉や不愉快に聞こえる言葉を用いて会話すると、あなたの印象が悪くなります。スキルを持っているのに、言葉遣いが理由で不採用となるのはもったいないです。不快な印象を与えないためにも、言葉遣いには気を付けましょう。

こちらの記事ではオンライン面談の通過率を上げるためのコツを紹介しています。
関連記事:Web面接の合格率を上げるポイント・マナー

継続的に案件を獲得するコツ

継続的に依頼してもらえる案件を獲得できれば、ある程度の収入は保証されます。とくに営業活動の時間を削りたい人は、リピーターの獲得が大事です。
そこで最後に、同じクライアントから継続的に案件を発注してもらうコツを見てみましょう。

クライアントのニーズを理解しながら仕事をする

クライアントによってフリーランスに求めることは違います。したがって同じ質の仕事をしても、クライアントによって評価はバラバラです。

色々なクライアントから継続的に案件を獲得する時に大事になるのが、クライアントのニーズを理解して納品することです。そうすれば各クライアントの満足度が上がるので、継続的に受注できる確率も上がります。

仕事のクオリティを上げる

仕事のクオリティを上げるのも重要です。たとえば「今まで5しかできなかったことを10できるようにする」「1週間かかる作業を5日間で終わらせる」など、様々な視点でクオリティを上げられます。クオリティを上げれば、クライアントの満足度が高くなり、継続発注の確率アップにもつながります。

ちなみにクオリティを上げるには、様々な方法があります。

  • 案件数をたくさんこなす
  • 日々勉強する
  • 失敗の反省をして次に活かす

人によって効果が異なるので、自身に合う方法を見つけて効率的にクオリティを上げましょう。

レスポンスを早く返す

クライアントによってはレスポンスを早く返すと、信頼度アップにつながる場合があります。「仕事ができる人=レスポンスが早い」という考えを持っているクライアントと付き合う時に有効です。クライアントの中には「〇時間以内に返信するのが当たり前」と思っているケースもあります。

しかし、逆に速すぎるレスポンスがプレッシャーに感じるクライアントもいます。よってクライアントや時間帯に合わせて、レスポンスの速度を調整することが大事です。

自分にしかない武器・スキルを持つ

自分にしかない武器やスキルを持つのは、他のフリーランスと差別化するためです。システムエンジニアの場合、システムの設計ができたりプログラミングについて詳しかったりする人は多いので、差別化するには印象が弱いです。つまり大半のシステムエンジニアが持っていない武器やスキルを持つことが重要となります。

たとえば、このようなイメージです。

  • 言語化力に長けている
  • トークが上手
  • 応用力がある

(基本的なスキルがある上で)他のエンジニアと違ったスキルがあれば、あなたを手放したくないと思われ、継続的な発注につながるかもしれません。

クライアントから信頼してもらえるようにする

クライアントから信頼してもらう行動をとることも大事です。たとえば「納期を守る」「自分で言った約束を守る」「クライアントの利益になることをする」などです。相手目線で動き続けると、クライアントからの信頼度アップにつながるため継続的な発注が期待できます。

一方クライアントを裏切る行為(〆切を守らない、クライアントを振り回す行動ばかりとる)が多いと、信頼度ダウンにつながるので継続発注は期待できません。

まとめ

フリーランスが案件を獲得するために大事なことを解説しました。
まとめるとこちらです。

✓フリーランスが案件を獲得する時に意識すべきこと
①自分の売り込み方を考える
②ポートフォリオを準備する
③スキルが上がりそうな仕事を探す
④営業場所を考える
✓継続的に案件を獲得するコツ
①クライアントのニーズを理解しながら仕事をする
②仕事のクオリティを上げる
③レスポンスを早く返す
④自分にしかない武器・スキルを持つ
⑤クライアントから信頼してもらえるようにする

継続的に案件を獲得しなければ、フリーランスとして活動し続けるのは難しいです。逆に言うと継続的に案件を獲得できれば、フリーランスの活動は順調に続けられます。案件を獲得するためのスキルを得て、収入アップにつなげてみてください。

※本記事の内容などは2021年1月現在の情報です。