フリーランス協会ってなに?特典やメリットを紹介

・フリーランス協会ってよく聞くけどどんな活動をしてるの?
・誰でも協会の会員になれるの?
・フリーランスに役立つ団体なの?

フリーランス協会の存在が気になる人もいるでしょう。同協会は様々な活動をしており、会員専用の特典も多数あります。
そこで今回は、フリーランス協会の概要を中心に紹介します。

フリーランス協会ってなに?

正式名称は「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」です。

2017年1月26日に設立された団体(一般社団法人化したのは2017年4月20日)で、代表理事は「平田 麻莉」氏となっています。所在地は東京都中央区で、東海・関西・九州地方にも拠点があります。

フリーランス協会では、多様な働き方をしながら活躍できる人が増えるよう、様々なプロジェクトを立ち上げており、行政とコラボを組んで行ったプロジェクトも存在します。

フリーランス協会の活動内容

ここからは、具体的にフリーランス協会の活動内容を見てみましょう。

イベントの開催

フリーランスと呼ばれる働き方があることを広めるため、様々なイベントを行っています。働き方に関するトークセッションや、税理士による確定申告の解説、ビジネスマッチングイベントなどを開いてきました。
人とのつながりができて案件を獲得できるケースもあるようです。また、自宅から参加できるオンラインのイベントもあります。

講演活動

企業などへ出向き講演活動も行っています。講演活動では、今後の働き方やフリーランス事情などについて話しているようです。
フリーランスとしての働き方があることを、認知してもらうために大事な活動となっています。

フリーランス白書の発行

フリーランス白書とは、フリーランスに関する内容を調査したデータが載っている資料のことです。
年に1度発行しており、収入や労働時間などのデータがあります。フリーランスの事情を知りたい時に役立つでしょう。

オウンドメディアの運用

「フリパラ」と呼ばれるオウンドメディアを運用しているのも特徴です。フリパラではフリーランス協会で行ってきた活動内容や、フリーランス向けのコラム記事など、様々な種類の記事が挙がっています。

イベントの開催模様やメディアへの出演報告なども載っていますので、フリパラの記事を読みながらフリーランス協会について知ることも可能です。
その他に、フリーランス協会関連のイベント予告がUPされていることもあります。そのため、今後行われるイベントをチェックしたい人にも役立つでしょう。

参考:フリパラ

会員向けサービスの提供

フリーランス協会では会員を募っており、会員向けサービスの提供もしています。

フリーランス協会となっているものの、会員資格は個人事業主だけに与えられているわけではありません。副業をしている会社員や、将来的にフリーランスorパラレルキャリアの働き方を考えている人にも会員資格が与えられています。
つまり現段階でフリーランスに転身していなくても、条件を満たしていれば申し込めるのです。

フリーランス協会には無料会員と有料会員がある

フリーランス協会の会員には、無料会員と有料(一般)会員の2パターンあります。有料会員の場合は年会費1万円を支払います。

会員になる手順はこちらです。

無料会員になる方法

メールアドレスやFacebookのIDにて、公式サイト内より無料アカウントを取得し完了。

有料(一般)会員になる方法

  1. メールアドレスやFacebookのIDにて、無料アカウントを取得(無料会員登録をする)。
  2. 取得後、ID・PWを入力してログイン。
  3. 一般会員の入会フォームがあるので選択。
  4. 身分証明書画像のアップロード、クレカorデビットカードの番号を登録する(銀行振り込みも可)。その後、申請。
  5. 申請後、事務局にて審査が行われる。審査に通過したら決済される。
  6. 入会承認後にIDが発行されて、有料会員特典の利用が始まる(一部特典については入会翌月15日~利用開始)。

有料会員、無料会員ともに利用できるサービス

メルマガの購読

フリーランス協会が発行しているメルマガを購読できます。メルマガには今後のイベント情報や、活動状況などが載っています。

フリーランスDBの登録・検索

フリーランスDBとは、フリーランスやパラレルワーカーのプロフィールを公開したり、探したりできるサービスのことです。自分のことを紹介したり、ビジネスパートナーを探したりする時に使えます。

有料会員になると追加される特典

コワーキングスペースの優待

対象のコワーキングスペースを会員価格で利用できます。
たとえば、月極契約ができるコワーキングスペースであれば、登録時の手数料や初月の利用料が無料になったりする場合があります。ドロップイン(その都度利用)のコワーキングスペースでも、利用料が毎回割引になる場所もありますので、出張の時に利用する際も便利です。

しかも対象施設は、東京都や大阪府などの都市部だけではなく長野県や奈良県などの地方にもありますので、大都市圏に住んでいなくても利用できます。その他に全国を飛び回る人にとっても、使い勝手がいいでしょう。

WELBOXの利用

WELBOXとは「イーウェル」が提供している、福利厚生サービスです。WELBOX内の対象サービスを使うと、WELコインと呼ばれるポイントが貯まります。貯まったポイントは料金の一部支払いに充てることができますので、節約につながるかもしれません。
ちなみに「WELBOX」ではライフスタイルを充実させるための特典が、数万種類用意されており、主にこのような内容があります。

宿泊サービス

WELBOX内では、宿泊施設の予約ができます。宿泊施設の中には、通常料金と比較して割安で泊まれる施設がありますので、コストを削減できるかもしれません。
全国で2~3万施設が登録されていますので、お得に泊まれる宿泊施設が無いか探す時に便利です。

リラクゼーション施設の優待サービス

リラクゼーション施設の優待サービスもあります。マッサージ店やエステサロンなど、割安で利用できる特典が載っています。体のメンテナンスをしたり、自分へのご褒美として訪れたりしたい人にもいいでしょう。

スポーツクラブの割引利用

スポーツクラブを割引価格で利用できる特典もあります。通常と比べて月会費が2割以上安くなる特典もあるようです。健康を意識している人や、運動をしてストレス発散をしたい人にいいでしょう。

賠償責任補償

賠償責任補償とは、仕事中にクライアントやお客様へ損害を発生させてしまった時に、代わりに保証してもらえる制度のことです。条件を満たしていれば、保険会社より損害額が支払われるので自己負担額が減ります。

たとえば、このような時に役立ちます。

  • 相手にケガを負わせた
    →モノを運んでいる時に交通事故で相手にケガを負わせたり、ベビーシッターの仕事をしていて子どもがケガをしたりしたケースが該当します。
  • モノを壊してしまった
    →クライアント先やコワーキングスペースの備品や、仕事によって借りていたモノを壊してしまったケースが該当します。
  • 情報を漏らしてしまった
    →セキュリティの不備やウイルスの感染によって、クライアントの個人情報が漏れてしまい損失を与えた時が該当します。
  • 納品物の不備により損害が発生した
    →納品物に不備があって、クライアントの仕事に支障をきたし損失を発生させた時が該当します。
  • 著作権を侵害してしまった
    →第三者から著作権侵害による損害賠償請求をされたり、著作権侵害の発覚でクライアントの評判が落ちて営業損失が起きたりした時などが対象です。

フリーランスの場合、アクシデントが起こっても会社は守ってくれません。仕事上で起こったトラブルに備えたい人は、加入しておくといいでしょう。

損害賠償保険についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
関連記事:フリーランスのための損害賠償保険で自分の身を守ろう!

フリーガル(任意)

有料会員の費用と別途、保険料を支払うと加入できます。加入しておくと、法的トラブルが起こって弁護士費用(※)が発生した時に保険金で補償できます。
ちなみに、1年間の保険料はこちらです。

  • 補償限度額50万円→年間保険料5,000円
  • 補償限度額120万円→年間保険料1万円
  • 補償限度額200万円→年間保険料1万5,000円

補償限度額が上がるにつれて、年間の保険料も上がります。損害賠償請求や裁判などが発生した場合、補償限度額の範囲内で費用を抑えられます。
※一部補償対象外の費用もあります。

所得補償制度(任意)

所得補償制度も有料会員の費用と別途、保険料を支払うと加入できます。個人で入るよりも4割前後安いため、保険料を抑えたい人にいいでしょう。月々の保険料、支給される保険金の額は、申込者の収入状況によって異なります。

ちなみに保険金が支給されるケースは、こちらです(一部例外もあります)。

  • 病気やケガで働けなくなった

病気やケガによって働けなくなった時に、一定期間補償されるパターンです。補償額は過去の収入を基に決まります。
その他にオプションとして「長期所得補償プラン」もあります。これは一定期間の補償が終わった後も、契約している保険金を上限として見舞金が支給されるプランのことです。

  • 病気やケガをして、医療費が発生した

働けなくなるほどの病気ではないものの、病気やケガによって入院費や通院費が発生した時も、補償を受けられます。

  • 親・自身の介護が発生した

親や自身の介護が発生した時も補償を受けられます。公的介護保険制度で、要介護2~5になった期間が90日を超えた人に適用されるプランです。被保険者に対して、補償金が支払われます。
介護をすることになって、働けなくなったフリーランスにとって役立つ保険と言えそうです。

テックビズ会員限定でフリーランス協会のライトプランに加入できる

テックビズとフリーランス協会の提携により、テックビズ会員様は年会費5,000円でライトプラン「テックビズベネフィットプラン」に加入いただけます。ライトプランとは言え、ITフリーランスに役立つ様々なサービスや補償が受けられます。

  • 法務・税務相談、クラウド会計ソフト、コワーキングスペース等優待
  • フリーランスの業務上発生するリスクに備える賠償責任補償
  • ケガや病気で働けなくなった場合の所得補償
  • 報酬未払い等トラブル発生時のための弁護士費用保険
  • 各種福利厚生サービス

    テックビズベネフィットプランの賠償責任補償内容詳細

補償内容支払限度額自己負担
1事故1年間・期間中
業務遂行中の補償5000万円無制限5万円
業務結果(PL責任)の補償5000万円10億円5万円
受託財物の補償500万円10億円なし
業務過誤の補償500万円10億円5万円

テックビズベネフィットプランへのご加入には、テックビズPointClubへの無料登録が必要です。

フリーランス協会の有料会員になるメリット

ここでは有料会員に入るメリットを見てみましょう。

無料会員と比べて利用できるサービスが多い

無料会員もあるものの、有料会員になった場合と比べて利用できるサービスの種類は多いです。
さきほど紹介した特典の他にも、フリーランス協会のロゴを使えるサービスなどもあります。有料会員の中にはフリーランス協会のロゴが入った名刺を持ち歩くフリーランスもいます。

年会費を経費として計上できる

年会費は経費に計上できます。諸経費が銀行口座から引き落とされた時を仕訳にすると、このような形となります。
(借方)諸経費1万円/(貸方)現金預金1万円
年間1万円ではあるものの、経費に含められるのは大きいでしょう。

フリーランス協会の有料会員になるデメリット

デメリットも見てみましょう。

途中で退会しても返金されない

年払いになっているため、途中で退会しても返金されません。1年経たずに退会した人は損をした気分になる恐れがあります。そのため会員サービスを使うことがなくても、満期を迎えるまでは退会しない方がいいでしょう。

何もサービスを使わないと思っていたものの、突然サービスを使いたくなることもあります。冷静に考えてから退会しましょう。

特典を使わなかった場合、損した気分に陥る恐れがある

フリーランス協会の会員になっても、特典を使わなかった場合、払い損に感じる恐れがあります。特典を利用できる権利があっても、実際に特典を使わなければ恩恵を受けられる量は減ります。

しかし特典をたくさん使えば、お得です。たとえば、旅行する時やリラクゼーション施設へ行く時など、福利厚生を使える場面はたくさんあります。その他にコワーキングスペースの優待を使ったり、会員価格でWi-fiの契約ができたりなど、仕事で役立つ特典も揃っています。

特典を上手く活用すれば、払い損に感じることは減るはずです。ちなみに特典は不定期に追加されています。日頃から特典の内容を確認し、利用できる特典が増えていないかチェックしておくといいかもしれません。

まとめ

フリーランス協会を中心に紹介しました。
今回のポイントは、こちらです。

✓フリーランス協会の活動内容
①イベントの開催
②講演活動
③フリーランス白書の発行
④オウンドメディア(フリパラ)の運用
⑤会員向けサービスの提供

✓有料会員が受けられる特典
①コワーキングスペースの優待
②WELBOXの利用
③賠償責任保障
④フリーガル(任意)
⑤所得補償制度(任意)

フリーランス協会の特典は、フリーランスが活用できそうなサービスが豊富にあります。利用の仕方によっては、通常と比べて年間で数万円もの節約ができるかもしれません。

※本記事の内容などは2020年6月現在の情報です。

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