フリーランス向けクラウドソーシングのメリット・デメリット解説

・クラウドソーシングって何?
・クラウドソーシングのメリット、デメリットは?
・独立してクラウドソーシングのみで生活は送れる?

フリーランスの中には、クラウドソーシングを使おうか迷っている人もいるでしょう。しかし、クラウドソーシングには向き不向きがあります。全てのフリーランスに合っているサービスとは言えません。

そこで今回はクラウドソーシングの概要を紹介しつつ、どのような人に向いているのか見てみましょう。

クラウドソーシングの概要

クラウドソーシングとは、不特定多数の人に向けて仕事やプロジェクトなどを手伝ってくれる人を集める仕組みのことです。
このような流れで進みます(サービスによって若干異なります)。

  1. 発注者がクラウドソーシングを提供しているサイト上に案件を登録する
  2. 受注者は興味がある案件に応募する
  3. 発注者と受注者がマッチしたら、仕事が始まる

仕事のマッチングサイトだと思っていただけると良いでしょう。

クラウドソーシングのメリット・デメリット

ここからは、メリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

メリットはこちらです。

オンライン上で仕事を探せる

クラウドソーシングのサイト上で仕事を探せます。つまりインターネット環境さえあれば、どこでも案件を探せるということです。通勤途中や食事中などのスキマ時間を利用してスマホやパソコンで案件を探せます。

そのため、案件を探す時間を長時間確保できない人も利用しやすいです。サービスによっては、数万件・数十万件の案件を提示しているため、様々な数の案件を見たい人にとっては良いかもしれません。

受注者は無料で利用できる

大抵の場合、初期登録料や利用料は無料です。つまりキャッシュを支払わずに利用できます。初期費用をかけずに副業を始めたい人にもおすすめです。

デメリット

一方デメリットはこちらです。

コミュニケーションがとりづらい

クラウドソーシングで案件を応募する時は、基本的にメッセージを送ります。面と向かってやり取りする時とは違って、字面や経歴だけで判断されます。

したがって文章ベースのやり取りに慣れていない人や、言葉で人に伝えることが苦手な人にとっては不利です。とくにオフラインでのやり取りが多かった人は、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

相手の素性が分かりづらい

発注者の中にはクラウドソーシング上に案件を登録する時に偽名を使ったり、顔写真を載せなかったりする人もいます。発注者の身分をクラウドソーシングのサービス側で確認するために身分証明書の提出を指示しているケースがあるものの、全てのサービスで義務付けられているわけではありません。

素性が分からない発注者の案件を受けてしまった結果、報酬が振り込まれずに泣き寝入りしてしまった人もいます。したがって、トラブルが起きた時は面倒に感じるかもしれません。

手数料がかかる

クラウドソーシングを利用すると、報酬からサービスの利用料が引かれた金額が振り込まれることが多いです。たとえば「報酬の10%をサービス利用料」として徴収するのであれば、報酬が10万円でも9万円しか振り込まれません。ちなみに手数料の割合は、サービスごとに異なります。

クラウドソーシングが向いている人

ここからは、クラウドソーシングが向いている人を見てみましょう。

外出せずに案件を探したい

オンライン上で案件を探せるため、外出して営業活動する必要はありません。したがって、自宅など好きな場所で案件を探したい人にピッタリです。

実際に1度も会ったことがない取引先と、長期で仕事をしているエンジニアもいます。そのため人と話すことが苦手な人にも向いています。

1つのサイト上で、いくつもの案件に応募したい

クラウドソーシングは、サイト上にいくつもの案件があります。そのため、1つのサイト上で複数の案件に応募したい人にもおすすめです。

応募するサイトを1つに絞れば、発注者から返信があった時に、どのクラウドソーシングを利用して応募した案件か探す必要もありません。色々なサイトを閲覧して、案件の確認をしたくない人にピッタリです。

応募~受注までの流れを簡単に済ませたい

応募~受注までを、クラウドソーシングのサイト上で全て処理できるものもあります。案件に応募する時、応募書類を郵送したり企業に電話したりすることもほぼありません。したがって、受注までの流れを効率化したい人にも向いています。

仮に応募書類を郵送することがなくなれば封筒代や切手代の節約になります。さらにポストまで投函しに行く必要もありません。郵送による、お金や時間の節約をしたい人に向いています。

サポート体制が欲しい

報酬が振り込まれなかった時に発注者へメールで連絡してくれたり、セミナーを開いて案件を獲得するコツを教えてくれたりなど、色々なサービスが存在します。たとえば、疑問点をメールやチャットで問い合わせできるサービスを利用すれば、業務がスムーズに進むかもしれません。

基本的にフリーランスは事務や税務処理も1人で行います。管理する範囲が広い分、分からない箇所が発生する確率も高いです。そのような疑問をいち早く解決するためにも、様々なサービスを活用しましょう。

様々なパターンの案件を調べたい

案件の種類も豊富ですので、様々なパターンの案件を調べられます。
案件のタイプは、下記のように細かく分かれています。

  • 報酬体系→成果報酬制、時給制
  • 案件に携わる期間→数日間、数週間、数カ月間
  • 案件の難易度→初心者向け、中級者向け、上級者向け

バリエーションが豊富ですので、自身に合っている案件を細かく選びたい時にピッタリです。
自身の稼ぎ方やライフスタイルに合わせて案件を選べば、効率的に仕事をこなせるかもしれません。

フリーランスはクラウドソーシングを使った方が良いか?

フリーランスとしての実績を作りたいのであれば、クラウドソーシングを使うのはアリです。案件数がたくさん載っているサービスを選べば、色々な案件に巡り合えるチャンスがあるからです。そのため実績作りをしたいのであれば活用できるかもしれません。

しかし、前述でも述べた通り案件によっては競争倍率が高いです。探している案件の内容によっては、仕事を獲得できない場合も…。
さらに副業解禁が進めば、クラウドソーシングを使う人は今後増えるかもしれません。よって質が高い案件を獲得するのは難しくなると思った方が良いでしょう。

クラウドソーシングサイトを紹介

クラウドソーシングサイトと言っても、様々なサイトがあります。
ここでは、代表的なサイトを3つ紹介します。

ランサーズ

ランサーズは国内で初めてクラウドソーシングの提供を始めました。国内最大級のサービスとして、多くの人に利用されています。
受注までの流れはこちらです。

  1. サイト上に載っている案件に応募する
  2. ランサーズ上のチャットを使い、発注者と連絡を取り合う
  3. 発注者・受注者が承諾すれば仕事ができる

発注者からスカウトされる機能もありますが、大半の場合は上記の流れで仕事につながります。

特徴は「仮払い制度」を採用していることです。仮払い制度とは、依頼者側がランサーズに報酬を一旦預けることです。これによって、仕事が完了した後に報酬が振り込まれないトラブルが起こる確率を減らしています。

その他に、ワーカーを検索した時に本名や顔出しの人が上位に出やすくなっている特徴もあるようです。表示された案件数も累計で200万件を超えています。
なお、報酬が発生した時はシステム手数料として5~20%発生します。
参考:ランサーズ

クラウドワークス

クラウドワークスもクラウドソーシングを提供する中では国内大手のサービスです。報酬形態は時給制と固定報酬制の2パターンあります。

仕事の形式はクライアントと相談しながら仕事を進めていく「プロジェクト形式」、簡単な仕事をして報酬がもらえる「タスク形式」、作品を提出して採用者が選ばれた人に対してのみ報酬を支払う「コンペ形式」の3つです。ちなみに使い方や手数料の割合は、ランサーズとほぼ同じです。
参考:クラウドワークス

ココナラ

ココナラは、自身のスキルを提供し収入を得ることを目的に作られたサイトです。事務やライティング・講師など200種類以上のサービスを用意しています。

ココナラの特徴は、自身が得意なことや持っているスキルをアピールできる場があることです。なかには、その内容を見て仕事を依頼する人もいます。その他に興味がある案件に応募することも可能です。
参考:ココナラ

クラウドソーシングは副業を考えている人向け

副業を考えている人向けの理由は、報酬が安い案件が多いからです。案件の中には時給換算で1000円を切るケースもあります。
したがって、クラウドソーシングのみで生活できる収入を得ることは難しいです。仮にフリーランスとしての独立を考えているのであれば、高収入の案件を獲得しやすいサービスを使うべきです。

高収入を得るのであれば、エージェントを使う手があります。エージェントを使えば、あなたの希望に沿って案件を探してくれるため、高収入の案件を得られるかもしれません。
さらに、仕事関係で困った時は相談できますので独立したての人におすすめです。仕事探しを任せたい人は、利用してみてはいかがでしょう。

まとめ

クラウドソーシングについて紹介しました。
ポイントは、こちらです。

✓クラウドソーシングのメリット
①オンラインで案件を探せる
②受注者は無料で利用できることが多い
✓クラウドソーシングのデメリット
①コミュニケーションがとりづらい
②相手の素性が分かりづらい
③手数料がかかる

クラウドソーシングは案件がたくさんあるものの、それだけで大金を稼ぐのは難しいです。独立を考えているのであれば、他のサービスを使って高収入の案件を得る方法はたくさんあります。ぜひご自身に合うサービスを探してみてください。
※本記事の内容などは2020年10月現在の情報です。

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